【脱Apple Watch】fenix 7X Pro Sapphire Dual Powerに乗り換えた。心電図解禁とソーラー37日の衝撃

長らくApple Watchを愛用してきたガジェットマタギですが、ついに卒業しました。
乗り換え先はガーミンの「fenix 7X Pro Sapphire Dual Power」。

決め手は2つだけです。心電図バッテリー
逆に言えば、この2つが揃わなければ乗り換えていませんでした。

腕に着けたgarmin fenix 7X Pro Sapphire Dual Powerの文字盤
これがfenix 7X Pro Sapphire Dual Power。51mmの存在感

決め手① ガーミンに「心電図」が来た

Apple Watchを手放せなかった最大の理由が、心電図(ECG)機能でした。

ところが2025年4月23日、ガーミンの心電図アプリが日本で医療機器として正式に認可されたのです。これでApple Watchに縛られる理由がなくなりました。

実際に測ってみたのがこちら。

fenix 7X Proで測定した心電図の結果画面。洞調律・平均62bpmと表示されている
「洞調律」「平均62bpm」「心電図に心房細動の兆候は見られません」

30秒ほど指を当てて待つだけ。「洞調律」=正常なリズム、という判定が出ます。心臓の微弱な電気信号を計測して、心房細動の兆候をチェックしてくれるわけです。

結果はGarmin ConnectアプリからPDFで出力できるので、そのまま医師に見せられるのがありがたいところ。

⚠️ 中古で狙う人は要注意:Wi-Fi非搭載モデルは心電図が使えません

ここが最大の落とし穴です。

fenix 7 Proシリーズは心電図に対応していますが、Wi-Fi非搭載モデルは対象外。「fenix 7 Pro」と名前が付いていれば全部使える、というわけではないんです。

今回の Sapphire Dual Power はWi-Fi搭載なので問題なし。心電図が目当てなら、型番を必ず確認してください。買ってから使えないと分かるのは、あまりに切ないですから。

決め手② バッテリーが雲泥の差だった

正直、日々の満足度はこちらの方が高いかもしれません。

Apple Watchは毎晩充電が必要でした。睡眠を計測したいのに、寝る前に充電しなければいけない。あのジレンマ、使っていた方なら分かるはずです。

fenix 7X Pro Sapphire Dual Power はこうです。

モードバッテリー持ち
スマートウォッチモード最大28日
スマートウォッチ+ソーラー最大37日
GPSモード89時間
GPS+ソーラー122時間
※7X(51mm)の数値。ソーラーは1日3時間・50,000ルクスの直射日光下での条件

「時間」ではなく「日」。単位が違います。

しかもDual Powerはソーラー充電対応。晴れた日に外を歩いていると、バッテリーがほとんど減らない日があるという感覚を味わえます。充電ケーブルの存在を忘れられる快適さは、想像以上でした。

キャンピングカーで出かけるときも、腕時計の充電を気にしなくていいのは本当に大きい。限られた電力は、他に使いたいものが山ほどありますから。

7X系だけの特権:内蔵LEDライトが想像以上に使える

これは買う前に軽く見ていた機能でした。反省しています。

fenix 7X Proのケース側面に内蔵されたLEDライトが点灯している様子
ケース側面のLEDライト。想像よりずっと明るい

fenix 7X系だけに搭載されている内蔵LEDライトです。明るさは複数段階+赤色モードもあり、腕を上げるだけで手元が照らせます。

夜のキャンプ場でのちょっとした作業、車中泊で暗い車内を移動するとき、寝ている家族を起こさずに手元だけ見たいとき。スマホのライトを探して画面のまぶしさに目をやられる、あの動作が丸ごと不要になりました。

「あれば便利」ではなく「無いと困る」に変わった機能です。

ベルトはナイロンに交換しました

fenix 7X Proを横から見たところ。社外のナイロンベルトに交換している
純正から社外のナイロンベルトへ。夏場の快適さが段違い

純正ベルトから社外のナイロンベルトに交換しています。汗をかく季節はシリコンだと蒸れるので、通気性のあるナイロンが快適です。

使っているのはMOQIANの26mmナイロンバンド。フックアンドループ(面ファスナー)式で長さの微調整が利くので、汗をかいて緩くなってきたときにサッと締め直せます。金属バックル付きでチープさもありません。

fenixはクイックフィットで工具なしにベルト交換できるので、この手のカスタムがしやすいのも魅力。ただし7Xは26mm幅です。7S(20mm)や7(22mm)とは互換性がないので、購入時はサイズを必ず確認してください。ここを間違えると付きません。

メルカリで半額以下で買えた。でも、手放しにはすすめられません

今回はメルカリで購入しました。定価の半値以下です。かなりお得だったのは事実です。

ただ、正直に書いておきます。中古にはリスクがあります。

  • メーカー保証が受けられない(決して安い機械ではありません)
  • バッテリーの劣化状況が分からない。ソーラーが売りのモデルで蓄電性能が落ちていたら本末転倒です
  • Wi-Fi非搭載モデルを掴むリスク(前述の心電図問題)
  • 充電ケーブルや純正バンドが欠品していることがある
  • 並行輸入品だと日本語表示や保証で困ることも

私は型番と出品者の評価をかなり細かく確認したうえで踏み切りましたが、誰にでもすすめられる買い方ではありません。

安心を取るなら新品です。
差額で保証とバッテリーの状態とサポートが付いてくると考えれば、決して高い選択ではないと思います。

【2026年9月】fenix 9が発売。7X Proはむしろ狙い目になる

買い時の話をしておきます。ここは正直に。

2026年8月26日、ガーミンが「fēnix 9」シリーズを発表しました。全22モデル、予約開始が9月3日、発売は9月10日です。シリーズ初のチタンケース、最大1.5インチのAMOLED、GNSSマルチバンド対応と、順当に強化されています。価格は14万8000円から。

新型が出れば、当然こうなります。

  • 新品が下がる:販売店が旧モデルの在庫を整理するため、実売価格が落ちやすくなります
  • 中古の玉数が増える:fenix 9に買い替えた人が7X Proを手放すので、メルカリなどに出物が増えます。数が増えれば相場は下がります

私が購入したのはfenix 9の発売前ですが、それでも半値以下で手に入りました。9月10日以降は、もう少し条件のいい出物が増えるはずです。急がないなら、少し様子を見る手もあります。

ちなみに7X Pro Sapphire Dual Powerの定価は17万円前後。fenix 9シリーズの下位モデルの方が安い、という逆転まで起きています。新しいものが必ず高いとは限りません。

とはいえ、この記事で紹介した心電図もLEDライトも、7X Proで問題なく使えます。最新世代でなければ困る、という機能ではありません。

「最新のAMOLEDとチタンが欲しい」ならfenix 9。「51mmの大画面・ソーラー・LEDライトを、できるだけ安く」なら7X Pro。私は後者を選んで、まったく後悔していません。

公平に:Apple Watchが優れている点

乗り換えたからといって、Apple Watchが劣っているわけではありません。

  • Suica・Apple Pay:改札とコンビニでの快適さは圧倒的
  • 通知と返信のしやすさ:iPhoneとの連携は別次元
  • アプリの数:比較になりません
  • 手首から通話できる

日常の便利さはApple Watch、電池と計測とタフさはガーミン。役割がはっきり分かれています。

こんな人おすすめ
電車通勤でSuicaを使うApple Watch
充電が面倒で仕方ないfenix
睡眠を毎日きちんと測りたいfenix
キャンプ・車中泊・アウトドアが好きfenix
iPhoneの通知を活用したいApple Watch

まとめ

fenix 7X Pro Sapphire Dual Power に乗り換えて、「心電図が使える」「充電を気にしない」を同時に手に入れました。

Apple Watchの心電図のために毎晩充電していた日々を思うと、もっと早く動いてもよかったというのが正直な感想です。

そしていまは、fenix 9の発売で7X Proの価格が動くタイミング。型落ちを狙うなら、ここからがチャンスです。

充電のストレスから解放されたい方、アウトドアで使い倒したい方は、ぜひ検討してみてください。


※心電図アプリは日本で医療機器として認可されていますが、診断を行うものではありません。体調に不安がある場合は必ず医療機関を受診してください。

※価格・発売日は2026年9月7日時点の情報です。

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