「3人間関係の形成」では,自他の理解を深め,対人関係を円滑にし,集団参加の基盤を培う観点から内容を示している。
目次
「(1)他者とのかかわりの基礎に関すること。」は,人に対する基本的な信頼感をもち,他者からの働き掛けを受け止め,それに応ずることができるようにすることを意味している。
「(2)他者の意図や感情の理解に関すること。」は,他者の意図や感情を理解し,場に応じた適切な行動をとることができるようにすることを意味している。
「(3)自己の理解と行動の調整に関すること。」は,自分の得意なことや不得意なこと,自分の行動の特徴などを理解し,集団の中で状況に応じた行動ができるようになることを意味している。
「(4)集団への参加の基礎に関すること。」は,集団の雰囲気に合わせたり,集団に参加するための手順やきまりを理解したりして,遊びや集団活動などに積極的に参加できるようになることを意味している。